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なぜバント処理で2塁送球は難しいのかバント処理で2塁へ送球するプレーは、守備技術以上に脳の情報処理能力が問われるプレーである。脳は本来、限られた情報しか同時に処理できない。しかしバント処理では、打球の速度、ランナーのスタート、二塁ベースカバーの位置、自分の体勢を一瞬で統合しなければならない。特に難しいのは「移動しながら判断する」という点だ。投手は前方へ走りながら捕球し、その後すぐに身体の向きを変えて2塁へ送球する。この時、脳の前頭前野は状況判断を行い、小脳は身体のバランスを調整し、頭頂葉は空間認知を処理している。つまり複数の脳領域が同時にフル稼働している状態になる。さらにランナーが視界に入ると、脳は「急がなければアウトにならない」という予測を作り始める。すると扁桃体が活性化し、交感神経が優位になる。その結果、視野が狭くなるトンネル視が起こりやすくなり、送球相手ではなくランナーに注意を奪われる。これが悪送球や判断ミスの原因になる。実際には肩の強さや守備力の問題ではなく、脳が大量の情報処理を強いられた結果としてエラーが起きていることが多い。だからバント処理の練習では、捕球や送球だけでなく、
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x.com鈴木一登/スポーツ鍼灸
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